日本人はどんどん品性が失われていっているのだろうか
書きたいことを書く!と当ブログを立ち上げたは良いものの、気付けば半年以上放置してしまっていた。
メインブログ同様「ですます調」にしたり、目次を付けて体裁を整えたりと色々なことを気にして勝手に身動きが取れなくなっていたためだ。
しかし、これでは本末転倒なので本当に必要最低限というか、ただ行間を気にするくらいであとは自由に書こうと思う。
さて、今回のタイトルの意味だが、最近かなり話題になっている元TOKIOの山口氏についてである。
既に示談が成立しており不起訴になっているにもかかわらず、マスコミは連日過剰なまでにこの話題を取り上げ、まとめブログは面白おかしく騒ぎ立てている。
週刊誌も彼がジャニーズを退所したことをきっかけに、より一層元気になっているようだ。
この状況の何と情けないことか。
このように騒ぐことで、被害者は常にこの問題を意識しなければならないし、山口氏も落ち着いた日々を送れないだろう。
そもそも、犯罪を犯した人間の中には芸能界に復帰したものも多く、彼だけがここまでの代償を払う羽目に陥ったのも周りが面白おかしく騒いだことが一つの要因だと考えている。
近頃ネットで頻繁に起こる“私刑”もそうだが、無関係の人間によるこういったお祭り騒ぎは下品極まりない。
こういった品性の欠如は現代になってからのものなのか、それとも昔からそういった性質があったのが露呈してきているのか。
どちらにしてもあまり気分のいいものではない。
キリストが「罪を犯したことのない者だけ女に石を投げよ」といったという話は有名だが、騒ぎ立てている人間の中に潔白な者はいないだろう。
何も考えずただ糾弾するのではなく、人の振り見て我が振り直すくらいに止めておいて欲しいものだ。